今までのトピックス

H16.12
お大師さまのことば
罪福は慎まずんば あるべからず 『十住心論』
わざわいを離れ幸いを招くには、まず自身の行動をつつしまなければなりません。
仏さまにお願いする前から自分でも気をつけましょう。

H16.11
お大師さまのことば
三界は客舎のごとし、一心はこれ本居なり『般若心経秘鍵』
今のことだけを考えるだけでは足りないのです。
過去、現在、未来の三世にわたる長い視野を持って生きましょう。

H16.7
お大師さまのことば
服せずんば 何ぞ療せん『秘蔵宝鑰』
 薬の効能書きをいくら読んでも知識が増えるだけで病気は良くなりません。
 尊い教えも知っているだけでは何の役にも立ちません。
 実践してこそ初めて効果が現れるのです。

H16.4.3〜8 花まつり
十数年ぶりにお釈迦さまにお出ましいただきました。

25日には、100名近いお稚児さんが行列する船橋仏教会主催の花まつりが、北習志野で行われる予定です。

H16.2.3節 分
「鬼は〜外、福は〜内・・・」
 追い払うべき悪い鬼とは、悪霊だけでなく、自分の心の中に潜む弱い心や怠け心、貪(むさぼ)り、怒り、愚痴などです。
 これらを追い出して、幸せな人生を送れるように、反省と願いを込める家庭の行事としたいものです。

H16.1.1
謹賀新年
 一年三六五日、のんべんだらりと生きてゆくには長い時間の流れですが、人生においては短い時間でもあります。
 「一年の計は元旦にあり」のことばのように、これからの一年間を見通し、
一日一日を踏みしめて生きることを、ご家族がそろって神仏に誓い、祈りを捧げたいものです。

H15.12.3
お陰さまで、ホームページ開設以来、のべ7000人の方々に訪れていただきました。
これからも、少しずつですが更新していきますので、よろしくお願いいたします。

H15.10.24 西海神小学校創立50周年
地元の小学校が創立50周年を迎え、式典・祝賀会が催されました。
翌日には記念の大同窓会も・・・

H15.9.20 彼岸会

H15.8.1新盆会

H15.7.21専誉僧正400年、頼瑜僧正700年御遠忌記念、大師堂落成慶讃法要及び大施餓鬼会厳修
ご来寺の折には、ぜひ大師堂にお参りをいただき、お大師さまとのご縁を深めていただきたくご案内いたします。

H15.7.18大師堂本体が完成し、お大師さまや仏具が納められました。

H15.6 石材業の株式会社石友工業さんのホームページで放送されているふなばし石仏巡礼で当寺の石仏を取り上げていただきました。どうぞご覧ください。

H15.6 無財の七施
 「雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)」というお経の中に、「無財の七施」という布施の方法が示されています。「無財」ですから「財宝」がなくても、何がなくてもいいのです。
 @眼施(がんせ) 澄んだ清らかな目で見る
 A和顔悦色施(わげんえつしきせ) 和やかな顔を見せる
 B言辞施(ごんじせ) 親身になった言葉を発する
 C身施(しんせ) 自分の力を他人に与える
 D心施(しんせ) 真心、心づかい
 E牀座施(しょうざせ) 心おちつく場所をつくる
 F房舎施(ぼうしゃせ) 心地よいもてなしをする
 説かれている教えを見ると、どれも私たちが日常行っていることですね。しかも、お互いの心が温かくなることばかりです。
 日々の暮らしの中で、人と人とのつながりを穏やかにしてくれる、それが布施なのです。

H15.6.7大師堂工事進捗状況
木工事・屋根工事が終わりました。あとは左官屋さん・金具屋さん等が入ります。

H15.6.5大師堂工事進捗状況
屋根の銅板葺きが進んでいます。

H15.5.大師堂工事進捗状況

H15.4.22 地鎮式
専誉僧正400年、頼瑜僧正700年御遠忌を記念して、大師堂の建設が始まりました。

H15.4.8 花まつり
 仏教をお始めになられたお釈迦様は、今から約二五〇〇年前の四月八日、ヒマラヤのふもとカピラ国のルンビニー園でお生まれになりました。
 地には花が咲き乱れ、天から九竜が下り、たくさんの生き物たちがお祝いに集まり、甘露の雨が降って蓮片が舞い、妙なる音楽が流れたと伝えられています。
 生まれるや七歩歩み、右手を上げ天を指し、左手を下げて地を指して「天上(てんじょう)天下(てんげ)唯我独尊(ゆいがどくそん)」(天にも地にも我ひとり)といわれたと伝えられています。
 この言葉はお釈迦さまの偉大さを示すと共に、人間誰でも我の存在はこの世界でただひとつであり、かけがえのない尊い命をもって生まれたことを教えています。そして自分の生命とともに他の生命も大切にすることが仏の教えなのです。
(写真は、4.27船橋仏教会主催 花まつり)

H15.3.21 御影供(みえく)
「御影供」は、お大師さまが深い瞑想の状態に入られた三月二十一日に行われる法会です。
お大師さまのおすがた(御影)を掛けるので「御影供」といいます。
過去現在未来にわたって、宇宙を宇宙たらしめている力、そしてその宇宙自体でもある大日如来という仏さま。お大師さまは私たちの身体と言葉と心を大日如来と同化させれば、この世で仏さまになれるという真言宗の教えを示して下さいました。言い方を換えれば、修行して仏さまになるのではなくて、仏さまとしてこの世を生きていくということです。
「御影供」は、私たちがこの世を生きていく上で、このように素晴らしい教えを示して下さったお大師さまへ感謝と、その教えにそって生きることをお大師さまのお姿の前で再確認する法会なのです。

H15.2.21 ありゃ、残念!
京成電鉄株ュ行の「京成らいん」2・3月号VOL..550に、当寺が紹介されました。
あまりメディアに紹介されることがないので、ありがたいことです。
・・・が、「大覚院」とするところを、何と「大覚寺」に・・・
よく間違われることがありますし、地図にもそのように載っているものがあるのですが、取材にしても掲載に当たっても一言声を掛けてくれたらよかったのに・・・本当に残念!!。

H15.2.3 節 分
「鬼は〜外、福は〜内・・・」
節分は、立春、立夏、立秋、立冬の前日をいいますが、現在では立春の前日だけを節分というようになりました。
中国で行われていた悪鬼や厄神を追い払う儀式である追儺(ついな)が日本に伝えられたことが始まりと言われ、当時日本で行われていた豆まきの行事と結びつき現在の節分となっています。
 追い払うべき悪い鬼とは、悪霊や疫病だけでなく、自分の心の中に潜む弱い心や怠け心、貪(むさぼ)り、怒り、愚痴などです。
 これらを追い出して、幸せな人生を送れるように、反省と願いを込める家庭の行事としたいものです。

ご家庭での節分
大豆を煎って升に入れ、仏壇あるいは神棚に供え、一年間無病息災でいられるように祈り、大きな声でまきたいものです。その後に自分の年齢、または年齢より一つ多く豆をたべます。また、ひいらぎの葉は鬼の目を刺し、いわしの頭はその異臭が鬼を近づけないとも考えられ、ひいらぎの小枝にいわしの頭を焼いて刺す「やいかがし」の習慣もあります。

H15.1
謹賀新年
 今年も皆さまにとって幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。
 凧揚げや羽子板をする姿や初荷の車が行きかう光景もあまり見かけなくなりました。人々が忙しくなり、物が豊かになった今日においては、お正月の過ごし方も少しずつ変わってきた気もします。
 「一年の計は元旦にあり」のことばのように、一日一日を踏みしめて生きることを誓い、ご家族がそろって神仏に祈りを捧げ、節目を持って過ごしたいものです。
 初詣は、まず身近な自宅の仏壇や神棚、菩提寺のご本尊さまやお墓のご先祖さまから・・・

H14.12
成道会(じょうどうえ)
十二月八日は、お釈迦さまが成道された日です。お釈迦さまは長い間の難行苦行の後に、菩提樹の下で坐禅の行に入られました。
そして八日の暁、明星を見て悟られ、以後人類に救いの光明をもたらされたのです。成道が得られなければ、仏の教えも説かれることなく、多くの人々が救われることもありませんでした。つまり、成道会は仏の道が完成したことを祝う日なのです。
お釈迦さまへの深い感謝をささげるとともに、亡き人に思いをはせ、本来「仏の心」を持っている本当の自分に気づきたいものです。
大掃除、お仏壇の中も・・・、お墓へも・・・。
初参り、お仏壇に神棚、そして菩提寺、お墓へも・・・。

H14.9
億 劫(おっくう)
「こう暑いと、何をするのもおっくうだ」などといいます。おっくうは〈億劫〉と書きます。正しくはオッコウと読むのですが、いつからかそれが訛って言われるようになったのです。『劫』というのは、仏教で説かれる極めて長い時間のことです。
 エベレストよりも高い岩山があって、その頂上に百年に一度ずつ天人が降りてきて、柔らかい衣の袖で岩山の表面を撫でることによって、その岩山が擦り切れてなくなるまでの時間を一劫というのだそうです。
 〈億劫〉はその一億倍ですから、もはや永遠というほかはありません。理屈としてはわかりますが、実際にそういう時間のことを考えると気が遠くなりそうで、目の前の仕事など手につかない気分になります。そこで、面倒くさくてやる気が出ないことを〈億劫〉というようになったわけです。
 仏教では始め、「人間は罪深いものであり、どんなに長い間修行しても成仏はできない」と考えられていました。しかし、それに疑問をもったのが弘法大師さまです。「そんな無限に近いような時間を必要としなくても、この身このままで仏になれる」と説かれたのです。口に真言を唱え、手は仏と同じ印を結び、心を清めればだれでも成仏できるというわけです。朝な夕なに手を合わせ、仏を念じましょう。「億劫だ」などと言わずに精進してみませんか。

H14.8 お盆(孟蘭盆)
 お釈迦さまの弟子である目連(もくれん)尊者が、亡き父母の恩に報いようとあの世での暮らしぶりを神通力でのぞいてみたところ、生きているとき人に親切にしなかった母親がウランバーナ(逆さ吊り)の苦しみを受けていることが分かりました。
驚いた目連尊者は何とかして母親を助けたいとお釈迦さまに相談すると、お釈迦さまは「八月(七月)十五日に供養の法要をして、心を込めて食べ物を差し上げなさい。そうすれば母親は救われるでしょう。」とおっしゃいました。尊者がこの教えを実践すると、あれほど苦しんでいた母親が救われたといわれています。
このウランバーナを漢字にあてたものが孟蘭盆で、救われた喜びの姿が盆踊りなのです。
 この世で「逆さ吊り」の苦しみにあっている方はありませんか?。私たちはきちんと立っているでしょうか。人には親切にし、亡き人をお迎えし供養をするのがお盆の心なのです。
ご家族そろってご先祖さまとともに一つの卓を囲み、明るく、楽しく、心豊かなお盆にしたいものです。

6月15日は、
弘法大師の誕生会で、青葉まつりと称しています。また17日は興教大師誕生会です。

H14.5.3
利 行(りぎょう)
人のために役立つことをしましょう・・・これが利行です。
世間でも良くいわれる標語ですが、これが案外むずかしいものです。
小さな親切、余計なお世話になってはいないか・・・あなたの善かれと思った行為が、本当にその人に役立つでしょうか。
「人の為と書いて偽り」とも言います。人の為と言いつつ、実は自分の爲であったりします。
また、「恩は着るもの、着せぬもの」、ついつい親切を鼻にかけてしまうこともあります。そういう時の「人の為」はまさに「偽」となってしまいます。
自分の欲を捨てて、人の役に立ち、それを自慢しない、そうなれば「他の人の為の利益の行い」が「偽り」でなく、立派な「利行」となるのです。

H14.4.8 花まつり 
 仏教をお始めになられたお釈迦様は、今から約二五〇〇年前の四月八日、ヒマラヤのふもとカピラ国のルンビニー園でお生まれになりました。
 地には花が咲き乱れ、天から九竜が下り、たくさんの生き物たちがお祝いに集まり、甘露の雨が降って蓮片が舞い、妙なる音楽が流れたと伝えられています。
 生まれるや七歩歩み、右手を上げ天を指し、左手を下げて地を指して「天上(てんじょう)天下(てんげ)唯我独尊(ゆいがどくそん)」(天にも地にも我ひとり)といわれたと伝えられています。
 この言葉はお釈迦さまの偉大さを示すと共に、人間誰でも我の存在はこの世界でただひとつであり、かけがえのない尊い命をもって生まれたことを教えています。そして自分の生命とともに他の生命も大切にすることが仏の教えなのです。


船橋仏教会主催 花まつり稚児行列 4月28日開催

H14.4.6
花まつりを目前に、境内は花満開。今年は異常に暖かく、さくらは三月で終わり、もう牡丹や藤が咲き始めました。

H14.3.21 お彼岸
 お彼岸は、春分の日と秋分の日のそれぞれをはさんだ前後三日間、各七日をいいます。「国民の祝日に関する法律」には、「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、「秋分の日」は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」とあります。どちらも、まさに仏教の精神そのものです。
 春分、秋分の日を中日とするのは、昼夜の時間が等しいことが、仏教の理想である中道を表しているからであるといわれています。
 真西に沈む太陽を拝むと浄土へいける、お盆のように先祖を呼ぶ日、先祖のくる日とする習俗もあります。
「魂を彼岸に遊び 心を道場につなぐ」聖徳太子

H14.3.15
慈 悲
 赤ちゃんの無邪気なあどけない笑顔は、まわりの人たちを明るい気持ちにしてくれます。誰もが純真無垢なきれいなこころを持って生れてくるのです。
・・・が、子どもたちの痛ましい事件やいじめを苦にした自殺が、あとをたちません。
きれいなこころを、こんなにまで荒ませたのは一体何なのでしよう。
 花や鳥のさえずり、雄大な自然、はるかな歴史の流れ。そんなものには、少しも心を動かさない子ども達がいるのです。
 自分の心が、よく動かなければ、他人の心を思いやることなどできなくなります。
 深くものごとを考え、自分の心をいきいきと動かす・・・これがみ仏さまの知恵なのです。
 そして、温かい、慈しみのこころで子どもたちをやさしくつつみ込むのは、み仏さまであり、あなた自身なのです。

H14.2.3 節 分
「鬼は〜外、福は〜内・・・」
 節分の起源は、「追儺(ついな)」といわれる中国古代からの厄よけの行事が、わが国に伝わったもの、あるいは農業行事である「豆打ち」や「豆まき」が室町時代頃から、行われるようになったとされています。
 この二つの起源にはいずれにも鬼が登場するために、仏教説話である「地獄の鬼」が赤鬼や青鬼といったように彩りもおもしろく脚色され今の鬼の姿が定まってきたといわれています。
 最近では大きな寺社などの行事が目立ち、家庭からの声が聞こえなくなってきたのは寂しいものです。
 追い払うべき悪い鬼とは、悪霊や疫病だけでなく、自分の心の中に潜む弱い心や怠け心、貪(むさぼ)り、怒り、愚痴などです。
 これらを追い出して、幸せな人生を送れるように、反省と願いを込める家庭の行事としたいものです。

H14.1.21
フォトギャラリーを更新しました。中国編の追加です。ちょっと重いかもしれませんが、ご興味のあるところをご覧ください。

H14.1
あけましておめでとうございます。
おかげさまでHP開設から1年、本年もよろしくお願いします。

お正月
 「♪もういくつ寝ると・・・♪」
 「♪早く来い来い・・・♪」
 お正月には、何か楽しくわくわくさせるものがあります。
 皆さんのご家庭では、お正月の行事としてどのようなことをされますか。
 いつもとは違った遊びをし、この時にしか食べないご馳走があり、人々が集い、何よりもお年玉がもらえました。楽しい雰囲気のなかにも、家族一同が晴着を着て、何となくかしこまって挨拶をし、初詣に参るという、元日としての「節目」が感じられます。
 一年三六五日、のんべんだらりと生きてゆくには長い時間の流れですが、人生においては短い時間でもあります。
 「一年の計は元旦にあり」のことばのように、これからの一年間を見通し、一日一日を踏みしめて生きることを、ご家族がそろって神仏に誓い、祈りを捧げたいものです。
 初詣は、まず身近にある自宅のお仏壇や神棚、お墓や菩提寺のご本尊さまから・・・

H13.12
悔過(けか)
昔、日本には12月に悔過という行事がありました。悔過とは過失を後悔し反省することです。過ぎ去ろうとするこの1年間をよく反省することです。私たちは人間です。失敗も過ちもあります。しかし、この1年間の足跡をじっくりと反省する人にこそ、明るい新年が、すばらしい未来が訪れてくることでしょう。

H13.11
秋となり、木の葉が一つ一つ落ち始めます。
私たちは自分が生まれたときのことも、また死ぬときのことも知ることができません。生の始めも死の終りもわからない人間ですが、私たちは厳然として生きています。そこに生命の不思議さを感じ取ったとき、私たちは悠久の世界に生きている自分を発見します。一つの葉にも自然の大生命を伺うことができるのです。

H13.10
昨年はじめて遭遇したハクビシンに一年ぶりに会うことができました。本堂の天井裏への入り口を発見し塞いだはずでしたが、今度は別の場所に・・・。たまたま私が帰宅時に家族でもぐりこむところを発見。かわいそうですが、また塞ぐことになりました。すると度々会えていたのがスッといなくなってしまいました。住まわれてしまうのは困るし、会えないのはちょっとさびしいし・・・

H13.9.20 お彼岸(26日まで)
お 彼 岸 の こ こ ろ
 お彼岸は、春分の日と秋分の日のそれぞれをはさんだ前後三日間、各七日をいいます。「国民祝日に関する法律」によりますと、「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、「秋分の日」は「先祖をうやまい、亡き人をしのぶ」とあります。まさに仏教の精神そのものでしょう。春分、秋分の日を中日とするのは、昼夜の時間が等しいことが、仏教の理想である中道を表しているからであるといわれています。真西に沈む太陽を拝むと浄土へいける、先祖を呼ぶ日、先祖のくる日とする習俗もあり、お墓参りをするのは、この世とあの世が近くなるからかもしれません。お彼岸は、ご先祖に感謝するとともに、彼岸に心を運び、菩提心の種蒔きをし、自分自身の生き方を再確認する仏教週間であり、「こころの週間」なのです。

H13.8.13 お盆
お 盆 の こ こ ろ
 正しくは孟蘭盆(うらぼん)といい、今からおよそ2500年前のインドに由来します。お釈迦さまの弟子である目連(もくれん)尊者が、亡き父母の恩に報いようとあの世での暮らしぶりを神通力でのぞいてみたところ、生きているとき人に親切にしなかった母親がウランバーナ(逆さ吊り)の苦しみを受けていることが分かりました。

驚いた目連尊者は何とかして母親を助けたいとお釈迦さまに相談すると、お釈迦さまは「8月(7月)15日に供養の法要をして、心を込めて食べ物を差し上げなさい。そうすれば母親は救われるでしょう。」とおっしゃいました。
尊者がこの教えを実践すると、あれほど苦しんでいた母親が救われたといわれています。
このウランバーナという言葉の音に漢字をあてたものが孟蘭盆で、救われた喜びの姿が盆踊りなのです。

 この世で「逆さ吊り」の苦しみにあっている方はありませんか?。私たちはきちんと立っているでしょうか。人には親切にし、亡き人をお迎えし供養をするのがお盆の心なのです。ご家族そろってご先祖さまとともに一つの卓を囲み、楽しく、明るく、心豊かなお盆にしたいものです。

H13.8.1 当山 新盆会
「もろ人よ 思い知れかし おのが身の 誕生の日は 母苦難の日」
私たちがこうして生きていられるのは、父や母、ご先祖さまの目に見えない大きな力、お守りによるものです。お盆を迎え、亡き父母やご先祖さまを静かに偲び、ご供養することが、私たちの務めであり、今後の生きる一歩となります。

H13.7.21 当山 大施餓鬼会
施餓鬼(せがき)のこころ
施餓鬼とは、供養されない一切の衆生(しゅじょう)に食物を捧げ供養することです。私たちは、ご先祖にはいつもお供え物をあげて供養しています。しかし施餓鬼の経典には、すべてのものに慈しみの心をもって施し、供養することの尊さが説かれています。私たちの日常生活においても施しの心が大切で、困っている人を助けることはもちろん、やさしい眼差し、思いやりのある一言も立派な施しの一つといえます。

H13.7.15 お盆
例年ですと梅雨明け間近・・・のはずですが今年はどうしたことでしょう。6月30日から1ミリ以下の雨量とのこと。
植木が枯れないように毎日の水遣りが大変です。飲用不可なのですが、井戸を掘っておいて良かったと実感できる梅雨でした。

H13.7.7 七夕
七夕伝説は、仏教のものではありませんが、古来より農耕儀礼に結びついた願いごとをする日です。天の川の両岸にある牽牛星と織女星とが年に1度出会うという、7月7日の夜、皆さんは、空を見つめながら何をお願いしますか?

梅雨時のうっとおしい日々が続きますが、青から赤紫へ変化するところから「七変化」ともいわれる紫陽花は、輝きを増しています。自心も、どんな環境にあっても、時々に合わせて輝いていたいものです。

H13.6.15 弘法大師誕生会 青葉まつり
木々の緑が雨に洗われ輝いていますが、緑といってもさまざまな色合いを見せてくれています。
私たちもそれぞれの個性生かし、調和をしながら輝いていたいものです。

H13.5.24
梅雨に入り、雨の日が多くなりましたが、そんな朝、ベランダを見てびっくり。細いものの長さは1メートルはありそうな蛇が・・・。蛇を見るなんて10数年ぶりのこと。蛇神とも言いますから、ガラス戸を閉め、退散いただくのを待ちました。

H13.5.2 夏もち〜かづく?八十八夜‥・立春から88日目です。
かいじん?ページを少しばかり拡張しました。どうぞご覧ください。

H13.4.1
さくらも満開となり、花々が咲き始めました。新年度の始まりです。

H13.3.21 弘法大師御影供
フォトギャラリーを新設しました。とりあえずインドの仏跡中心です。ちょっと重いかもしれませんが、ご興味のあるところをご覧ください。

H13.3.5 啓蟄
春の訪れを感じる季節ですが、花粉症による思考低下のため、昨晩よりTOPページを誤ってしまいました。ご連絡いただいた方々ありがとうございました。

H13.3.4
境内の梅は満開、しだれの紅梅もきれいです。八重の水仙、そして椿・・・もうすぐ春ですね。
しだれの紅梅

下記のハクビシンの話で、地元タウン紙の東京新聞ショッパー船橋版に取り上げられました。
HP開設以来はじめての取材にびっくりでした。

H13.2.3 節分ですが・・・
この動物をご存知ですか?。
以前より海神にはタヌキがいるという話があり、実際に境内で2回目撃しましたが、この動物は???。
ちょっと前のことですが、10月中旬、ふと2階のベランダから外を見ると目の前5メートルほどの電柱にこの動物がいました。尻尾が長く全長1メートル近く。さっそく動物図鑑を取り出し・・・初めて見聞きしました・・・ハクビシン−白鼻心。額から鼻筋が白いためこの名前がついたようです。図鑑によると食肉目ジャコウネコ科の哺乳類、日本で確認されたのは50年前、台湾あるいは中国南部から移入されたものが野生化したとする帰化説と、古来より野生していたとする在来種説があるようです。それにしてもびっくりでした。その後2回目撃。どこに住んでいるのだろう。海神も緑が少なくなり、動物の住みにくい土地のはずですが、元気に生きていってほしいものです。
その後・・・
12月の暮れのこと、夜中に本堂の警報機が鳴動。しかし、なんら異常なし。誤作動かと思いまた就寝。1時間後また鳴動。こりゃおかしい。あちこち見回ると、どこから迷い込んだか長持と壁の間に全長30センチほどのかわいいハクビシンの子どもが・・・それも2匹。雨戸を開け、怒っていましたが棒でつついて何とかご退出いただきました。人間とうまく共存してくれるといいのですが・・・。

H13.1.14 大覚院の暦UPしました。

平成13年1月
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

平成12年12月
 西暦2001年元旦(といっても、仏教や神道には全然関係ありませんが・・・。ちなみに仏暦2464年、皇紀2661年になります。)を期して、ホームページを立ち上げることにしました。
 大覚院からのお知らせや地域の歴史などを不定期ながらアップしてまいりますので、よろしくお願いします。皆さまのご意見、ご感想等をメールにてお寄せください。

H12.12.31 開設版UP
H12.12.23 テスト第2版UP
H12.12.14 テスト開設告知版UP

info@akamon.or.jp

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