龍王山大覚院
本堂・山門建設に向けて


 東日本大震災という、想定外の大規模地震災害に見舞われ、今後も大地震の心配をしなければならない昨今です。
 現在の本堂は、大正11年に「改築」されて以来、まもなく100年を迎えます。
 耐震診断調査を実施したところ、大地震には耐えられないことが判明し、さらには目に見えない小屋裏や縁の下は廃材を利用しており、損傷や劣化も激しく、構造にも大きな不安のあることが判明しました。
 これらの状況により、総代世話人会を開き検討を重ねました結果、耐震補強は困難であり、新築するしかないとの結論に至りました。
 加えて当寺は、豊臣秀吉の時代である天正17年(1589年)8月5日創建されたと伝えられ、平成31年には開創430周年を迎えます。また平成35年には、真言宗をお開きになられた弘法大師空海上人のご誕生1250年に当ります。
 これを記念し、またこれを機に当寺の一層の発展を期して、本堂を建設したいと発願しました。
 さらには、「あかもん」と親しまれている山門も老朽化が激しく、傾斜や腐敗が見られ、この際合せて新築し、車の出入りも容易にしたいと念願しています。
 ついては、この建設の趣旨及び建設計画・勧募計画をご理解いただき、皆さまの特段のご浄財をご寄進賜わりますよう、ここにお願い申し上げます。

令和元年5月6日  落慶法要


おかげさまをもちまして、無事に落慶法要を執り行うことができました。
大覚院にご縁のある皆様のお力添えにより、足掛け4年の大事業を終えることができました。
今後はこの本堂を維持していくこととなります。
今後もどうぞよろしくお願い致します。


平成30年7月8日  上棟式



地鎮式から考えると9か月で上棟式まで来ることができました。
あかもん仏教講座100回記念としてもご覧いただき
上棟法要と古式豊かな工匠の儀を行いました。
完成まで楽しみにしていただけたら幸いです。


平成29年10月14日  地鎮式

解体が終わり、これからの工事の無事を祈り
建設委員と松井建設の方々に、参列していただき地鎮式を執り行いました。
当日はあいにくの天気でしたが、何事もなく地鎮式を終えることができひとまずほっとしております。

平成29年8月17日  着工

いよいよ解体が始まりました。
安全祈願を行い、無事に工事が終わるようにお祈りいたしました。
まずは、山門の解体から始まって四国のお庭、本堂と進んでいきます。
車でお参りに来る方は、工事の関係上境内に車は止められませんので、
西側の駐車場に止めてくださるよう、よろしくお願いします。
なお、本堂裏の出入り口は封鎖しますので、正面または墓地西側出入り口をご利用ください。

平成29年6月18日  遷座式

遷座式を執り行い御本尊を客殿に遷座いたしました。
光の関係か、本堂とはまた違った雰囲気になっております。

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